サーバーの起動

サーバーを起動する前に、ポート開放を行っておいてください。
※ポート開放が正常に行えているかどうかのチェックは、Bぷよサーバー側で行えます。

Bぷよを解凍した場所にある、「bpuyo_server.exe」を実行してください。
↓のような画面が出たら、ポート番号を入力し[サーバー起動]ボタンを押します。


起動に成功すると、以下のような表示になります。
これで対戦が可能な状態になっているはずです。
※123.123.123.123の部分は、各々のサーバーアドレスが表示されます。


他の人にサーバーのアドレスとポート番号を尋ねられた場合、[IPアドレスをコピー]ボタンを押すと
「サーバーアドレス: 123.123.123.123 ポート番号: 24241」
というようなテキストがクリップボードにコピーされますので、ペーストしてご利用ください。

なお、ファイアウォールに通信がブロックされることがありますので、その際は通信を許可してから bpuyo_server.exe を再起動してください。

ポート開放チェックに失敗する場合

「ポート開放チェックを行う」にチェックを入れた状態で[サーバー起動]ボタンを押すと、サーバー起動前にポート開放チェックを行います。

特に問題がなければ何も表示されませんが、チェックに失敗した場合、


というような表示が出てきます。
この例ですと、TCPのポートとUDPのポート、両方チェックに失敗していることを示しています。

このような表示が出る原因は以下のような感じだと思います。

・ポート開放ができていない。
・WAN側のポートとLAN側のポートに、別の番号を指定している。
・このサーバー(http://bx0.digick.jp/)が止まってしまっている。

正常にポート開放を行なっているのにチェックが失敗する場合は、申し訳ありませんが「ポート開放チェックを行う」のチェックを外して起動してください。
ただし、その場合はマッチ対戦用としては起動できません。

サーバーを起動した本人のみが接続できない場合

無事にサーバーが起動して、他の人からの接続ができるようになったのに、サーバーを起動している本人が接続しようとするとうまくいかない場合があるようです。

その場合、Bぷよクライアント側の設定を変更(メニューの [システム] - [その他] - [高度な設定] 内の「localhost接続チェック」を [ON] に)してみてください。

それでもダメな場合、Bぷよクライアントから接続する際に本人だけは、「127.0.0.1」もしくは、そのPCのローカルIPアドレス(「192.168.11.14」等)で接続するようにしてみてください。

公開サーバーリストへの登録

サーバーを起動する際、公開サーバーリストに登録すると、IPアドレスやポート番号を使用せずにそのサーバーへ接続することができるようになります。


・「ポート開放チェックを行う」にチェックを入れます。
・「鯖名を公開して起動」にチェックを入れ、その右側の入力欄に公開する際のサーバーの名前(部屋名)を入力します。
・ポート番号が正しいか確認し、[サーバー起動]ボタンを押します。

ポート開放チェックや鯖名のチェックで問題がなければ、これで公開サーバーリストに登録されます。

サーバーの名前(部屋名)には、日本語で約150文字程度まで入力することができます。

サーバーの設定

[設定]ボタンを押すと、設定ウィンドウが出てきます。
※設定の変更は、試合が行われていない時に行ってください。


初期設定のままで大体推奨設定になっています。

  • 「最大接続人数」は、このサーバーに接続できる最大の人数です。(対戦者+観戦者)
  • 「Nモードを許可」は、[ON] にするとネット対戦でNモードが使用できるようになります。
  • 「Sモードを許可」は、[ON] にするとネット対戦でSモードが使用できるようになります。
  • 「配ぷよファイルを許可」は、[ON] にすると各プレイヤーが独自に設定した外部配ぷよファイルをネット対戦で使用することができるようになります。なお、サーバー側でも外部配ぷよファイルを指定している場合は、サーバー側のファイルが優先されます。
  • 「UDP通信の使用」を [OFF] にすると、UDPを使用せず、TCPのみで通信を行うようになります。
  • 「SFC回転を強制」は、[ON] 状態だと、クライアントの設定で「回転判定」を [半段無視] にしていても強制的に [SFC] を設定していることになります。
  • 「強制あずさ」は、強制的に全プレイヤーが下を押せなくなります。
  • 「外部配ぷよファイルの使用」を [する] にして配ぷよファイルを指定すると、このサーバーで行われる対戦がここで指定した配ぷよで行われるようになります。外部配ぷよファイルの設定に関しては、クライアント側と同じです。

なお、マッチ対戦用の場合、一部を除き、ほぼ全ての設定は無視されます。
(「UDP通信の使用」は有効。「外部配ぷよファイルの使用」は一定条件を満たした場合のみ有効)

SFC配ぷよファイルについて

こちらでは配布していません。

私は、某所で配布されているファイルを個人的に使わせていただいてます。
そのファイルを指定し、設定を「反転繰り返し」もしくは「反転ランダム」にすると、ぷよm@sと同等の配ぷよで遊べます。
この設定の場合のみ、マッチ対戦用のサーバーでも使用可能です。
ただし4色(激甘)用のファイルなので、5色出るレベルでゲームを開始しても4色しか出現しません。
(これは外部配ぷよファイルシステム全般で発生する不具合ですが、SFC配ぷよで遊ぶ場合は結局4色固定だと思うので特に対策は考えてません)

なお、この設定の配ぷよファイルが指定されている場合、対戦者のBぷよクライアントのタイトルバーに(SFC)という文字が表示されます。(観戦者からは見えません)

マッチ対戦用サーバーについて

「マッチ対戦用として起動」にチェックを入れてサーバーを起動すると、マッチ対戦用としてサーバーが動作します。

この状態でサーバーを起動しておくと、マッチ対戦で使用されるサーバー群の一つとして登録されます。
マッチ対戦用として起動されているサーバーの総数が多いほど、マッチ対戦で同時に行える対戦の数が増加します。

なお、マッチ対戦用として起動したサーバーには、サーバーアドレスを指定しての接続はできない状態になります。

その他

  • サーバーを複数起動する場合、ポート番号は必ずそれぞれ別の番号を指定するようにしてください。
  • 「bpuyo_server.exe」起動時に引数でポート番号を指定できます。
  • 「bpuyo_server.exe」起動時に引数でINIファイルを指定できます。
  • 対戦中にサーバーを終了しようとすると、対戦中ですが本当に終了しますかと聞かれます。
    そこで「いいえ」を選択すると、対戦終了時に自動でサーバーを終了するかどうかを選択できます。
  • サーバーのアドレスは変化することがあります。(ネットワークを切断・再接続した時など)
    常に同じアドレスで指定したい場合は、固定のグローバルIPアドレスを取得(多分有料)するか、ダイナミックDNS(多分無料)を使用すると良いかと思います。